読み処 Rin

本屋を開きたい人のブログ

「しょぼい起業」はしょぼくなかった

本屋を開こう、と思った時に参考になった本がいくつかあります。

 

今日はそのうちの一つである「えらいてんちょう」さんの

「しょぼい起業で生きていく」を紹介したいと思います。

 

読み物としても面白かったので、ネタバレはしないよう注意しながら書きます。

 

出会い

近所の書店でした。

副収入の方法を模索しながら書店のビジネス書コーナーをウロウロしていたら

「しょぼい」が目に入ってきたんです。

最近ではマイナスの意味にも取れる言葉が売り文句になったりしますが、

流石にどストレートだったので気になってしまいました。

パラパラ読んでみて、読みやすかったのと面白そうだったのとで購入しました。

 

読んでみて

大変面白かったです。

非常に「合理的」であり、また大変「人間味」があり、

簡潔に見えてなかなか奥深い。私は何を言っているのでしょう。

とりあえず全然「しょぼく」なかったです。

 

本書の中で特に印象に残った、また参考にしたいと思ったのは下記の内容です。

わたしなりにかなり省略しています。

 

・起業するのは難しくない

 読んでみて本当にそう感じました。大事なのは「動く」こと。

 

・家じゃなくて、「店」に住む

 わたしにとって眼から鱗でした。店にも家賃かかりますからね。

 住んでしまえば、それは生活費としての「家賃」ですからね。

 

・現金だけが儲けではない

 よくよく考えればその通りなのですが、貨幣社会の今にそれができる人が

 「生活力がある」と言うのでしょう。柔軟な視点を持ちたいです。

 

他にもたくさんあるのですが、特に印象に残ったのはこんな感じですね。

 

 

また、本屋を始める準備をしていく上で、大変参考になりました。

自分の中の「本屋を開く」というハードルが、ぐんっと下がったんですね。

気になる方はぜひ読んでみてください。損はしないと思います。

 

読んだ後

本屋を開くための道が目の前にパーッとひらけたような感じでした。

今までは、手続きやらなんやらいるんだろうな、と曖昧に感じていたことが

手段として明確に分かったんですね。後は行動するのみです。

 

ただ、働きながら準備に取り組むというのは、やはり大変です。

「自分の人生に本屋なんているの?」みたいな考えも出てきてしまう次第ですから

継続するというのは本当に大変ですね。

地道に頑張っていきたいと思いました。